紙の存在意義

デジタル化が進み、多くの雑誌や新聞をモバイル機器やパソコンで閲覧することが出来るようになりました。
このままでいくと、そのうち紙に印刷されたものは無くなってしまうのではないだろうかと思われる方もいるかもしれません。
確かに、今までは大量の新聞やカタログ、その他様々な印刷物をリサイクルの日に出していたのに、デジタルで見るようにしてから、随分と軽くなった、ということもあるでしょう。
紙は木材や植物などで出来ていますから、デジタル化によって地球にもエコな面があるに違いありません。
しかし、いくらデジタル化の時代だと言っても、ダウンロードした資料を紙に印刷したり、コピーしたりする際に紙を使う、という機会はなくならないでしょう。
大切なものを印刷して手元に保管しておくということに、安心感を覚える人は少なくないことでしょう。
また、デジタルのカタログや広告では、何となく不便を感じる人もいるでしょう。
新聞に折り込まれた大きな広告は、その存在感で気分を高揚させ、広告を見る気にさせるかもしれません。
デジタルの広告であれば、隅々まで見ることはなくても、紙の広告なら、隅っこのアルバイト求人情報まで見るかもしれません。
デジタルに馴染んだ世代でも、紙の質感にはほっとすることがあるでしょう。
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